[映画]オーシャンズ13
監督 スティーヴン・ソダバーグ
出演 ジョージ・クルニー、ブラッド・ピット、マット・ディモン、ドン・チードル、アンディ・ガルシア、アル・パチーノ、バーニー・マック、エレン・バーキン、ヴァンサン・カッセル、ケイシー・アフレック、エリオット・グールド、カール・ライナー、シャオボー・クィン、スコット・カーン
男性見本市みたいなこの映画、楽しめることは確かです。
どんどん人を取り込んでアメーバーみたいに増殖してゆくようで、「11」の時はそれぞれの仕事がわかっていたような気がしていたのに、今はどうでもいいです?最初はこれでも名前と得意分野を把握しようとしていたんですけれど、どんどん大物が出てきて出番いっぱい仕事をしてくれるので、全体イメージで楽しめばいいかと。
ヴァンサン・カッセルさんまで又出ていましたね・・・ってことわぁ・・・次回はアル・パチーノさんも残ってくれる?
そのくらいの気持ちでも十分に面白いです。先週友人とアル・パチーノが可愛かったという話になって(ご主人が好きなので夫婦で行くそうです)・・・そういえばジョージ・クルーニーさんの若い時って知らないですねぇ・・・ERで知って(既に中年)、気が付けば大物?
まだ私ラスベガスって行った事ないんですよね・・・行く気もないのですが、TVドラマや映画でこれだけ景色を見ると、その時だけはやっぱりここを見なくちゃアメリカはわからない?なんて思っちゃいます。でも観光客が一寸ばかし小銭を落としたって何を知ることができるわけで無し・・・やっぱり画面で「凄い!」と思っていよっと、ということになります。いい男もいい女もいい金も悪い男も悪い女も悪い金もあってアフェアに事欠かない目くるめく町の天辺でアンディみたいにかっこつけてのぺっとして居たいですよねー。
どんな人生だろ?実際あんな奴いるんだよねぇ・・・でもってすっごい詐欺師もいて・・・あー事件の真っ只中へ・・・ってどこにいても私の周りには事件は起きないんだよねぇ・・・。だからこそ小気味のいい!しかもみみっちくも微笑める会話をめいっぱい楽しみましょうってもんです。出来たら・・・ブラットはもう「ジョー・ブラック」じゃなくなっちゃったから、目の覚めるような新人坊やを添えてくれないかしら?とまぁお願いだけ挟んで。
シナトラね?シナトラ一家と言えばシナトラさんが跳びぬけて親分さんと言う感じ(あくまでカンジ!)で、ダニーはオーシャン一家親分さんとならないところがこの集団の魅力よね。3人横並びの黒メガネシーンもあったし、ね。ヨッ、兄弟ってもんよ!(三作同じ監督なのも安心テイストなのかな?)
リベンジは小気味よく達成したし、ルーベンさんが仲間の手紙の山を読み崩していくところとか、成り行き善人にされたベネデクト氏がTVのインタヴューでうまいことなりきりでしゃべっているのも良かったね!だし、見事はめられたナイトフォックス君のこけた表情も笑えたし、最後にホテル格付け要員?さんの悲惨さがとりなされてほっとしたし、仲間っていいなぁと手放しで羨ましかったし・・・いやー上手に炎暑の一日楽しませて頂きました!