[本]ハリー・ポッターと謎のプリンス
J・K・ローリング著
こっちへ越してきてから図書館に最初に予約したのが確かこの本でしたから、待つこと1年と数ヶ月!ようやく届きました。
それで貰ってくるや否や読み始めたのですが、「おや?」なんです。
どうも抜けているようだぞ・・・?何かぴたっと来ない?
それで流石にうかつな私も気が付きました。
引っ越してくる前に前の区の図書館に「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」を予約したままにしてきた事を!
ま、とにかく読み終えました。今から「不死鳥」を予約しても、その後で「謎の・・・」を予約しなおしたら、ヒョットすると又?1年ぐらい待たされちゃうかもしれないし?
読み終えて「不死鳥」を予約したら2日で到着。
逆転しましたけれど、とにかく読めて不審は解決!
家に子供はいないし、場所だけ取るから買えないし・・・図書館頼りはこれが辛い。え?ペーパーバックが出たのですか?文庫本サイズ?それって厚みは?本屋へ行ってみよう。
この手の物語に私は弱い!ジレンマ大。
とにかく映画の到着前に読めましたから、まずは祝着。
楽しく夢中で読めました。
本当に物語を紡ぐローリングさんの才能に感謝!
ハリーの性格も段々際立ってきていますし、その成長も友情も実に順調で過不足無く、敵はますます強大で申し分なく、楽しかった!
ヴォルデモード卿の輪郭がはっきりしてくるのと反比例で物語が終息に向かっているのが残念なことだと思いながら読みましたが、ハリー以上にダンブルドァに傾倒している私はこんなにがっかりしたことはありません。シリウスの死去の際は本当にハリーを痛ましく思いましたが、シリウスはもう一つ愛情を覚えるほど書き込まれてはいませんでしたけれど、ダンブルドアはね。物語の魅力を半減させるほどに残念です。
成長したとは言え、この3人でどうやって次の最終巻!保たせるのかと今からもう心配です。
当然ダンブルドァの抜けた穴は総力結集しかないでしょう?
・・・とまぁ、こんな具合にアイバンホーやロビン・フッドやピーター・パンや紅はこべやもっと言えば猿飛佐助や霧隠才蔵を読んでいた頃と変わらない自分の「不」成長を喜んでいます。
ダンブルドアの大きな穴を埋める大活躍をDAが見せてくれるのでしょう!
中身がこんなに変わらないままで60になって、還暦しちゃったらどうしよう?それが最大のジレンマ?な私です。おやおやジレンマだらけですね。「指輪物語」は私の中では別格!宝物とはいえハリーのシリーズもなかなか大きな比重です。
教室で彼らと一緒に魔法を学んでいる?私ですものね。
だからね、夜暗い家に帰ってきたら、「ルーモス」と言えばスイッチを押すだけで明るくなるけれど、「レバロ」なんて家事で使うには最適なのに菜ばしの杖が今一?習得できないのが残念。
最近では「プロテゴ」って言うのを身につけたいと思っているのですが・・・年のせいか少々堪え性のなくなった友人がいるのですよ。彼女の愚痴から耳を守りたいのですが・・・ハイハイ、究極のプロテゴはアドレス変更?デモネ、彼女はおかしな毒舌家でもあるので・・・
ハリーの次の本を「あー、待ち遠しい!」って思いっきり思っているのに、又出版されると図書館に予約して延々1年以上待ち続けられるところが私の成長点?かも。でもこの調子でいったら7巻は3冊?
このシリーズはわくわく読めた!ヤッホー!でいいでしょう?
デモネ、私がハーマイオニーだったとしても?やっぱり(本の中の)ロンを選んだだろうって事だけはますます確実になりかけていますよ。ハリーの癇癪は環境と境遇と運命と宿命と(おんなじジャン!)・・ホント、大変だわ、ヒーローは可哀相ね!