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[映画]不都合な真実


監督  デイヴィス・グッゲンハイム
出演  アル・ゴア


さて、これを書こうと思った矢先、今朝ですが、アル・ゴアさんの「不都合な真実」というニュースが各チャンネルで流れましたね。
アル・ゴアさんは大統領選には絶対出ないと明言しているにも関わらず、まだ政争とは無縁ではいられないようです。
って、無縁なわけないか!これだけこの作品が世界中の多くの人に見られると「環境・気候クライシス」は政治の最優先?争点にならざるを得ないでしょう?
ブッシュ陣営(京都議定書を批准せず、石油ジゴロ?族として知られる)としてはゴアさんによって目をそちらの方に向けた衆愚?を何らかの方法で?どんな手を使っても?「違う方に向けたいに違いない!」と、思って私は今朝のニュースを見ていたわけですが。
どちらにしてもゴアさんも一応足元を見なくちゃね。
さて、衆愚と言えば私・・・たち?(ごめんなさい!)笑っちゃうようなおばさんたちですよ。
だって渡辺淳一の話題から入ったのです。
「ねえ、渡辺淳一の映画やっているって、誰か見た?」
「渡辺淳一大嫌いだもの、絶対見ない。」
「私も嫌い!」「私もよ。」「色ぼけって感じがするの。」・・・
結論「女の人で好きな人一人も知らないのに何で映画化されるんだろうね?」「男が見たいんじゃない?」云々云々・・・で、私思い出しました。京都で10歳以上も年上の友人がいました。
「「失楽園」の映画のチケットを貰ろたんやけど行かん?」と、誘われて映画を断ったことの無い私は喜んで付いて行きました。見終わった後、彼女は平謝りでした。「なんてものに誘っちゃったのやろ、奥さんにこんなもの見せてしまって、ご主人に申し訳がたたん。悪いことしたなぁ・・・気持ち悪いもん見せてしまったなぁ・・・こんなんやて知らなかったんや、堪忍。」「私内容知っていたわよ。だから全然悪いこと無いわよ。」「へっ?知ってたのに行ったん?」
だからと言うわけでもないのですが、
「その対極といったらなんだけど・・・ゴアさん知ってる?」
「あ、それ見たいと思っていたのよ。」というわけで、とんとん拍子に私たちはいつものおしゃべり三昧の時間をゴアさんの「不都合な真実」に振り替えたのです。
見終わっていつもだったら別かれる時間に「感想話しあいたいわね。」で、喫茶店へ。
盛り上がりました!
「こんなにいい男だったかしら?」満場一致!っていうところからなのがおかしいけれどね。
実際自信たっぷりに講義しているゴアさんの信念の揺らぎの無さも、話術の上手さも本当に魅力的でしたし、私たちの温暖化の意識が環境・気候クライシスにまで容易に高まったのは押して知るべし!
翻訳の字幕でなかったら、もっと笑えていたかもしれないと言う感じでしたね。こんな風に講義を内容を上手に人に伝えるスキルをもっと学校の先生方にも学んでもらいたいものです。
私たち皆、すとんとゴアさんの手中に落ちました!
実際こういう意識は庶民全てが意識に刻み込んで「小さいとこからこつこつと?」誰かさんみたいに?励まないといけません。
世界中で「こつこつ」?凄いじゃないの!
「あなた何枚着ている?」「薄着ねぇ・・・」「もっと着て、室温下げるのよ!」「ハイ!」「この間レンタカー始めて軽借りたわ。」「私もそれでいいと思うのだけど旦那は嫌がるのよね。」「軽で十分よ、旦那に否応言わせないのよ。」「うちはもうずっと前から旅行のレンタは軽にしてるよ。」「自分の家のもそうすべき!ハイブリットならいいか?」
ありの一穴が肝心!と私たちは衆議一決!
「アメリカが彼を大統領に選出していたら、今どんなかしらね?」
いやでもそう思ってしまいますよね。
そしたら空港、ポリ容器もまだ素通り出来ていたかも知れません?
こんなにたくさんのテロ被害者は出ていなかったかも知れません?
「たられば」は有り得ませんが、でも・・・残念に思っちゃいますよね。
そして「たられば」と言えば「ボビー」もう公開してますか?
「ボビーが生きていたら・・・」というのも「たられば」ですが、そう思っている米国人たちって凄く不幸なんでしょうね。
都民がそうならないように?私の都知事選の1票も大事!って事です。

先々週息子が本「不都合な真実」を貸してくれました。2泊しかその本は我が家に滞在しなかったので、私はまだ半分しか読んでいませんが、まじめなオバサン集団はどうやら本も読むようですよ。

          

           

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