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[本]ドリトル先生航海記


ヒュー・ロフティング著


今朝方全く思いがけないことに、ドリトル先生の巨大透明巻貝の中に入ってゆったり海底散策をしている夢を見た。
それだけ今朝の目覚めが心地よかったということだろうが、こんな夢初めてだし・・・三屋清左衛門のびっしり汗にまみれて目覚める夢よりか「なんぼか素敵!」だとは思うものの・・・すっかり忘れていた本だったから、余りに唐突といえば唐突!
布団の中で清左衛門さんと同じに、暫くその因って来るところを顧みるという作業に没頭してしまった!
ひょっとして昨日、旭川の動物園の白熊やペンギンやアザラシが泳いでいる映像をたっぷり見て、行ってみたいなぁ・・・と思ったからかもしれないなぁ?と、思い当たった。多分?
私自身子供の頃読んで好きな本だったから、二人の息子にも読んでやって、更にシリーズ全部の本を揃えたのだが(10冊以上あっただろう)、子供たちがよく読んだのは結局最初の1冊だけだったようだ。
子どもよりむしろ私の方が楽しんでシリーズを読んだのかもしれない。
その本たちはもう大昔に?甥の所に越して行ってしまったので確認できないが、沼のほとりのバドルビーの長閑で忙しい明け暮れの楽しく面白かったこと!
登場する動物たちの抱える様々な問題の多彩なこと、ドリトル先生のところに持ち込まれる問題の思いがけない解決と、そこに至るまでに先生がする心遣いや見せる優しさや機転、奇想天外でふくよかな楽しさに満ちていた。
動物たちの日常から、奇妙奇天烈な動物の登場など、おかしかったことといったら!
「おしつおされつ」なんていう動物がいたなぁ。
それに絶滅したはずの私が夢に見た透明大貝や月からの蝶や緑のカナリア、物凄く長寿の大亀もいたなぁ、どうしたらこんな話を思いつくんだろうと感嘆したっけ。
トトとかガブガブとかチープサイドとか動物の名前も可愛くて。
私の方が先生の助手に名乗りを上げたいと思っていたことなどを覚えている。
もう大分前になるがそのドリトル先生が映画になると言うことで楽しみにしていたら、ナント!来たのはエディ・マーフィーのドリトル先生だった。
「嘘!」
「え、なんで?」
「どんなドリトル先生が出来たの?」
「換骨奪胎って、こういうこと?」と、あっけにとられたっけ。
エディ・マーフィーだから「おかしくないはずは無い!」んだけれど、
どうにも・・・いや、どうしたらいいんだろ?どうも出来ません!
若い頃はただ思いっきり笑って見られたエディだけれど、年を取ってくるとどうにもいけない。
彼を楽しむのにはエネルギーが要るんですね。
「よほど調子のいいときじゃなければくたびれちゃって見られるものではありません!」という感じなのだ。
でもドリトル先生はきっと幾つになっても読めるし、エネルギーがなくなってきた今こそ読むには絶好の本かも知れない。
今の私に必要なのはドリトル先生のような辛抱強い優しさと、柔軟な頭と、どんな奇妙な出来事にも対処できる機転のようだ。
それさえあればどんな老後も鬼に金棒!
「いい本を思い出したなぁ!」と、得をした気分の朝だった。

          

           

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