[映画]パリの恋人
今日の映画紹介は大分古くなりますが、
「パリの恋人」です。
先回オードリーの事を書きましたしので何か一つオードリーの映画をと思ったのです。
当然「ローマの休日」?
いえ、「マイ・フェア・レディ」でしょう?
でも001ではフレッド・アステァの事も書きましたからね。
だからこの二人の映画にいたしましょう。
オードリーには「パリで一緒に」という映画もありますから、混同しそうになるのですが。
「パリの恋人」
1957年
監督 スタンリー・ドーネン
主演 オードリー・ヘップバーン フレッド・アステァ
あの頃フレッド・アステァは何歳だったんでしょうね?
1899年生まれですって?
では58歳ですか!
花開き始めたオードリーの相手としては確かに大分お年上。
そうかやっぱり今考えると我が友人ではないけれど「貧相なおじさん」ってねぇ・・・言ってもいいのかな???
イエイエ、とんでもありません。
スリムで、ソフトで、エレガンスで!
彼の動きと顔の表情の変化はエレガンスとしか言いようがありません。ちょっと愉快でね。
まさに銀幕の中、スラリ、スレンダーな二人が踊りまわるのですから・・・夢心地世界です。
背景にエッフェル塔なんかありましたねぇ。
恋に気が付く二人、愛を歌い上げる二人、書割の舞台のような背景、
古き良き優しき世界。
人を好きになるってこんなに軟らかい柔らかいものなのですよ。
陶然とした眼差し、誘う流し目!
反る背中、流れる指先!
「やぁー恋っていいもんなんですねぇ!」って、言ってみたくもなるじゃありませんか?誰かさんみたいに?